かやぶきの郷・旅籠★囲炉裏の夕食
【 前の記事よりつづき 】
2015年1月4日(日)
群馬県薬師温泉の人気宿、旅籠(HP)お風呂の後は楽しみな夕食タイム。
この宿の敷地に移築された、明治3年(1870年)築の名主のお屋敷がお食事処。
145年が経った古民家だけどキレイに改装されているので、居心地の良い囲炉裏付きの個室になっています。掘りごたつスタイルで足も降ろせるしね。
HPを見ると、いろんなコースがあって混乱するんですケド。
「深山の囲炉裏会席」ってメニューにありますね。まあ、中庸なコースを選んだと記憶してます。箸置きがめざし!食べられるホンモノのメザシだw 食前酒の「新潟県旭村産山葡萄酒」でスタート。
先付:菜の花胡麻和え、蒸し雲丹
前菜:銀杏、巻ずし、蒟蒻利休、エシャレット生ハム巻、鮑酒蒸し、ローストビーフ、もち玉すだれ
炊いた蒟蒻をすりごまで和えたものを蒟蒻利休と申すそうです。
吸物:玉子豆腐丸仕立て、椎茸、芹、粟麩
お造り:群馬県手作り蒟蒻、鱒、小鯛笹漬け
煮物:堀川牛蒡に上州牛の煮物椀。
京野菜の堀川牛蒡はワタクシの大好物。こんなところで食べられてうれしいなあ。
炉の脇にあらかじめスタンバっていた岩魚。そろそろ焼き岩魚のタイミングかな~、と思われた頃・・・
担当のおねーさんがやって来て、食べやすいようにお世話をしてくれます。アリガトウ。
山の温泉宿に泊まると、岩魚の塩焼きは定番ですが、焼き冷ましでカチカチの冷え冷えって宿に遭遇すること数知れず。コチラ、旅籠ではその悲劇を回避しようと努力と工夫をしていると思います。
メインの焼き物も彼女が付き切りでお世話してくれます。
上州赤城鶏、えりんぎ、麦豚フランク、真菰筍、舞茸、椎茸、パプリカ
最後の〆にむかご入り五穀米ごはんと味噌汁。
コースの量は多すぎず、少なすぎず。群馬の食材を意識して取り入れていて好印象でした。
そこになぜか堀川牛蒡などの京野菜が加えられ。
コチラ、旅籠の支配人が京都出身の古美術商の方だから、そんな京都の食材も投入されたりするのかしらね?
山奥の旅館にありがちな食材で終わっていないところに、旅籠さんの人気の理由のひとつがあるように感じました。
【 つづく 】
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