2015年8月某日
AM 5:30~AM 6:30の朝散歩終了。
英国、エジンバラの朝を堪能したら腹減った。
ザ・カールトンホテルに戻って
朝ご飯食うぞ、と。
朝食会場のビュッフェはコチラ。
フロアに足を踏み入れたら
いきなり、キルトを穿いたスコットランドおっさんがいて
「ウホッ♪」となるワタクシ。
これがあのキルトっつーやつかーッ。
ホントに下は何も穿いてないんだろーか?
コスプレイヤーとかじゃなくて、伝統衣装として着てるんだよね?
・・・などと、朝食よりも右サイドの光景が非常に気になるw
こちらが朝食ビュッフェ。
まあ、フツーに品々を皿に取っていく訳なんですケド。
生野菜系は皆無で
ビタミンC的要素はフルーツからの摂取な模様。
サラミやコッパのハム類にチーズも3種づつ。
やや塩分がキツイんだが
美味しかったし、朝から飲みたくなるじゃないか!
パンコーナー。
かわいらしいジャムの小瓶と並んで
スプレッドタイプの品々があるね。
どれも英国のトラディショナルな朝ご飯のお供。
一番手前:サンフラワースプレッド
ヒマワリの種で作ったピーナッツバター的なスプレッドね。
真ん中:ヌテラ
ヌテラ塗ってらw
チョコ味の甘いスプレッドです。
曲者はいちばん奥の焦げ茶色のヤツ!
マーマイト!
見た目はチョコスプレッド?っぽいので
勘違いしてパンに盛大に塗ると地獄を見ます。
ワタクシは過去に豪州で知らずにパンに乗せてしまい
トーストを得体のしれぬ味とニオイの物体に陥れてしまいました(涙)
食べ物を捨てることが出来ない性分なものですから
半泣きで食べましたとさ
(豪州ではベジメイトという)
そんな思い出もなつかしく。
「豪州も英国圏だからコイツがいたんだね!もう二度と引っかからないぞ!」
(※マーマイトはビールの搾り粕を発酵させたもの。英国人には大人気。
私には強力わかもとにしか思えん)
そんな地雷に気を付けながら品選びしていると
ベーコン、ソーセージの隣・・・
ナニコレ?
見た目、オレオクッキー。
いや、
オレオと見せかけて、またスゴイ味なんじゃ?
プレートには
「ブラックプテイング」
と書いてある。
黒い・・・プリン?
その他、安パイな卵料理や、生ではない焼いたトマトなどをチョイス・・・
で、最終的にコチラ↓
ポテトスコーン(お好み焼き状に焼かれてて、知ってるスコーンと違う!)
スクランブルエッグ
謎のブラック・プテイング
ハインツ・ベイグト・ビーンズ
焼いたトマト
しいたけ並サイズの巨大マッシュルーム
「ハギス」と書かれたなナゾの物体
ベーコン
・・・を勇気を持ってチョイス。
結果、どれもこれも意外とイケる!
トマトで煮た大豆はやさしい甘さ。
トマトは焼かれて甘味がでてる。
マッシュルームがこんなに巨大なのを初めて見るけどオイシイ!
ハギスはヒツジ肉のパテ?って感じ。
香辛料が臭いを消しててぎりぎりダイジョブ。
しっかり焼かれたロース部のベーコンはカリリとしてて好き。
もっちりした食感のポテトスコーンはおかわりモノです。
スクランブルエッグはフツウにスクランブルエッグ。
で、
ブラックプティング、予想外に食べられた!
黒いのは豚の血で黒いんだと~!
ぎゃー。
でも大量のスパイスのおかげで臭さが気にならず、むしろアクセント。
「食べられない、無理!」って人がいてもおかしくないだろうけどね。
ムスメがもし同行していたら、ぜったいムリだったでしょう。
海外には知らない朝食の世界があるんだなー、と。
ワタクシの好奇心を満足させてくれる朝ご飯でした。
(↑おかわりしてるの図w)
この日の朝、ホテルを出て近くにあるカフェの看板をふと見て
ますます「へー!」と思うワタクシ。
「フル・スコティシュ・ブレックファスト」
さっき食べた朝食のラインナップ、そのまんまじゃん!
しかも一品たりとも違わないwww
このラインナップがスコットランド流朝食の定番中の定番なの?
「和朝食 : 焼き鮭、納豆、味噌汁、香の物・・・」
あたりがおきまりの
ジャパニーズ・ブレックファスト以上に
朝食の面子が決まっているのかもしれません。
異文化っておもしろいなー♪
そう思った英国初日の朝ご飯でした。
帰国後、スコットランドの朝食をぐぐってみたら
産業革命以後にこの朝食ラインナップになっていったそうだ。
・・・つまり
工場での肉体労働に備えての高カロリー食だったってこと?
調子に乗っておかわりしちゃったじゃないかーッ!
【 つづく :本日、本格的にエジンバラを巡ります 】