15.ワーズワース氏のお宅訪問★湖水地方
【 前の記事よりつづき 】
2015年8月8日
わーずわーす、って英国18~19世紀の詩人さん、知ってはります?
こにゃくう、無知なんで
「知ってるよーな、知ってないよーな・・・」
正直、知ってないわ!
グラスミア湖畔から徒歩2分。
脇道に入ったところにその詩人さんのお宅があります。
隣接して「ワーズワース博物館」があります。
ワタクシのように無知な者もおりますから
「ワーズワーズ知らんの?まずは勉強してってよ」
・・・という親切な段取りとなっております。
・・・だいたいわかった! (・∀・ゞラジャ!
(館内撮影不可なので画像ナシ)
ここ、湖水地方の自然にインスパイアされた詩を書いて
当時の都会人に「いいわー、イナカ生活あこがれるわー」
と思わせた。
・・・で、一気に人気詩人になった・・・で合ってますか?
軽井沢と堀辰夫みたいな感じで掴んでますケド。
雑な理解でゴメンナサイ。
ついでに、このお宅の中は撮影禁止だったので
まるっきり画像がありません。
ゴメンナサイ。
200年以上前の建物なのに、
丁寧に補修されており、
お庭は「カントリーサイドのコテージ」って感じで
手入れが美しく施されていたので
うっとりです。
「いいわー、イナカ暮らし」と思いましたよ。
いや、ワタクシの場合すぐに飽きそうですけどね。
もともと「ダブ&オリーブ」という旅籠だった建物を
ワーズワースとその妹の二人が住居にしたものだそうで
ご本人はこの家を「ダブ・コテージ」と呼んでいたそうです。
(ダブ→鳩のことです)
有名になり出しの頃の家で
豪邸ではなく、むしろちっちゃい家だ思います。
天井も低いし、質素な暮らしぶりだったんではないでしょうか。
野の花に囲まれた、センスのいいお宅でした。
手狭になったんで9年後には近所の新居に転居してます。
次に住んだお家に行ってみましょう。
ダブ・コテージから3kmほど西へ湖岸を移動したところに
「ワーズワース」の看板。
今度の家は
「ライダルマウント」
というところにありまして・・・
あら、ちょっと、わーずさん!お家が立派になってませんこと?
頭が天井に着きそうな部屋もあった鳩小屋・・・じゃない、ダブ・コテージと違う!
広々リビングの豪邸じゃないですかー。
結婚して子供が生まれて手狭になった、だけが転居した理由じゃないでしょ。
成功したんだねー。
よかったねー。
ビバ \(^^)/ 印税生活!
お庭も広い、広い!
丘の斜面を上下する形で散歩道が複雑に造られ
その1万8千平方メートルもの庭園を、我ら訪問者は散策することができる。
目の前にいろんな場面が展開して飽きない。
クリケット場まで造ってあったわ。
今だったら「庭にゴルフのアプローチ練習場、造りました^^」みたいな感じ?
お庭はワーズワース氏自ら設計したそうです。
それでもナチュラルな庭のテイストは鳩小屋時代と変わらず。
自由にお散歩していても野の花が美しく
過剰に人工的ではないところがアーティストのお宅らしい。
こーいうの、癒されるっていうのかしらー?
ワーズワース直系の子孫が現在も居住しているそうで
手入れが行き届いたガーデンでした。
維持も大変でしょうけれど
多くの人が訪れるのも分かります。
おじゃましました。
最後にダブ・コテージがあった町、グラスミアに戻って
ワーズワースさんのお墓参り。
お墓の写真は撮らなかったので割愛。
お土産屋、アウトドアショップ、ガーデニング屋さん・・・とかが並んでいるのだけど
どれもセンスよくていちいち覗いて見るワタクシw
特に有名なのがコチラの小屋・・・じゃない、お店。
「セイラ・ネルソンのジンジャーブレッド」
1854年創業で、ワーズワースさんもご贔屓だったそうで。
3人来店したら満員になるほどの狭ーい店内でびっくりしたわ。
強欲な日本人だったら、とっくに店舗拡大してますわw
よっしゃ、土産に買うか!と楽しみにしていたものの
「生姜味の・・・パンというよりは砂糖菓子みたいな・・・」
という添乗員Aさんの解説を聞いて購入はスルー(笑)
外観写真だけでございます。
ステキな街だなー。
ゆっくり散策したり、カフェに立ち寄ってみたいなー。
この街が今晩の宿泊地だったらよかったのになーっ
添乗員Aさん:はーい、では本日のホテルにお連れします。
グラスミア泊じゃなくてゴメンナサイね。
でも、今晩から2泊のホテルも相当素敵なロケーションに
建ってますから気に入っていただけるかと・・・
ハイ、コチラ。
白亜&絡まった蔦が美しいじゃないですか!
ウインダミア湖のほとりに建つロケーション。
いいですね~♪
泊まるのが楽しみですよっ^^
【 つづく: では、湖畔の宿のアレコレを・・・ 】
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