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長野の温泉

野沢温泉外湯めぐり★麻釜の湯&河原湯

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前の記事よりつづき 】

2015年2月26日

野沢温泉の外湯、眞湯がえらく心地よい湯だったので
他の外湯も入りたい気分が止まらず。
もう一湯行くわよ、と・・・

麻釜の湯 (あさがまのゆ)へ。


どの外湯も、ちょこっと歩けば到着する距離に点在していてありがたい。



おじゃまします。
あら。
誰もいない。
ラッキー。


「熱湯注意」の源泉は86.2℃。
まんまではとても入れません。
ワタクシの前に入った方の痕跡でしょうか。
赤いホースから真水がガンガンに注入中。



おかげで苦も無く浸かれました。
たぶん44度くらい?
これ以上加水するとぬるくなり過ぎそうだったので
やや真水を絞る。



源泉吐露口にナゾの樋が付いている。
なるほどー。
これをスライドさせれば
源泉を浴槽外に排出させて、注入量を減らすことができるみたいだ。
ピュアな源泉を棄てて湯温を下げる!
贅沢な温度調節方法だなー。



壁に板。
コレって湯モミする時の板だよね。
これで撹拌して温度を下げる方法もあり?
コレ一枚では相当がんばらないと湯温は下がらないですよね。
シャレかなー?



脱衣籠に濡れたタオルが干してある。
さっきまで入浴していた地元の方の物でしょうね。
地元感ハンパなくって、いいなー。



大湯とも眞湯とも違う香りと味。
ちょっと薬っぽいニオイがたまらんわ~♪
鷲倉温泉の岩根の湯みたいな薬臭さが薄っすらした。
(↑分かる人だけ分かりゃいいw)



この日は灰色がかったにごり湯。
高温ゆえに長湯できなかったけど
すばらしいお湯でした。


翌朝(2015年2月27日)、日の出と共に!
次の外湯に行くよ~ 

河原湯 (かわはらゆ)


AM6:25の河原湯に到着。

前夜の夕食時に
「明日の朝早く、河原湯に行ってみます」
と担当仲居のしずちゃんに言ったら・・・・

「朝の外湯はキケンがいっぱいですよ」 ( ̄ー ̄;)ニヤリ
・・・とナゾのアドバイスをなさる。


へー。
そうなの?
でも
早朝じゃないとヒトリ占めできないかもしれないじゃない?



ほれ見てみい!
満々と湛える、薄緑色の温泉を早朝からヒトリ占めだお!

・・・で、

足を突っ込んだら・・・

有り得ない熱さなんですけどっ?!

48℃・・・もしかしたら50℃あるんじゃ?
せっかく早起きしたのに入れないじゃんかーっ。



こ、こんな時はアレだ!
湯モミ板だ!
麻釜の湯と同様、この浴場にも板が立て掛けてあるじゃん。
が、
全然ダメダメな手つきで湯をこねくり回すものの
そんなんで下がるわけなく・・・ 
源泉吐露口の横から加水の真水も出ているけどさ
そんな少量では焼け石に水。
いや、焼け温泉に水、か?


ワタクシが茫然としていると
そこに、地元の女性が入浴しに登場。

「熱くて入れないんです~」と涙目で訴えたが
軽く頷くだけでスルーされた(笑)

おもむろに壁の蛇口を捻る彼女。
加水量をコントロールする蛇口だった。
盛大に出始める真水。

同時に、備え付けの洗面器を手に持ち、
アツアツの浴槽にためらうことなくザブンと入る。

そして彼女は
洗面器を使って湯船を高速撹拌し出した。



※イメージ画像w
(実際はマッパでございました)
超高速回転。

人間洗濯機を想像していただけるとよろしいか、とw

で、

「入れますよ」 (地元の女性)

ものの1分ほどで人間が入れる温度にっ!



すごーい、すごいですよ、地元の人。
最小限の加水で適温にしてしまいました。

馴れた所作、クールな姿勢にホレてまいそうや~ (*^o^*)
まあ、
「熱くて入れなーい」とかヌカしてる観光客に遭遇するのが毎日のことで
いささかうんざりしているんでしょうね^^;



洗面器を浴槽に突っ込むのって
ちょっと抵抗ありますけど
熱すぎる湯を効率よく冷ますには有効なんでしょう。

薄緑色の湯もよかったし
地元の方のスゴ技も見られて
快適な河原湯での朝湯でした。

帰宿後、
担当仲居しずちゃん曰く。
「熱くて入れなかったんじゃないですか?
早朝は誰も入らなくなって時間が経っているから
高温になっちゃっていてキケンなんですよー」

たしかに!

【 つづく :あと2ケ所入りました 】

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