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長野の温泉

野沢温泉雑感

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前の記事よりつづき】

野沢温泉にスキーとお湯を楽しみに行った
今回の旅。

野沢温泉が個性的で好印象だったので
そんな話を。



野沢は日本を代表する温泉の町なのだが、
冬期に行ってみると宿泊客の多くを外国人旅行者が占めている。




我らが泊まった旅館さかやも
日本人対非日本人の割合は
実に1:1だった。





多くは豪州、ニュージーランドのスキー好きたち。
自国が夏で、スキーのオフシーズンになる12月~3月に
真裏の日本でならスキーが楽しめる。
しかも日本なら時差ほとんどナシ。
同じ北半球でも
米国や欧州のスキー場を目指すのは、長いフライト時間がネック。

同じ理由で北海道のニセコも外国人スキーヤーで湧いているのだけどね。
(当ブログのニセコの過去記事→ 
 )

で、
なぜそこで野沢なのか、という話。
過去に冬季オリンピックが開催された知名度の高さがあるから?

それだけではなく、
震源地になっている宿が野沢にあるんだそうだ。



コチラのオーナー氏は豪州の方で
ネットでの発信力が強大なため、野沢温泉に興味を持った多くの方が
遠く海外からやってくるようになったんだそうだ。

すごいなあ。
ネット時代だから成立する流れですね。
トリップアドバイザーの「外国人旅行者に人気の宿泊施設2012年」では
6位に選ばれています。

高級な宿ではなく、スキー好きが集まるまさにヴィラ、なんだそうだ。
簡単な居室に朝食のみ。
部屋が和室だったり、お布団だったりするのも
ジャパーンを感じられて返っていいのかもしれない。

彼らは一度来ると10日、2週間・・・そんな滞在日数だからね。
リーズナブルは大事。
英語&日本語可能なホスピタリティ溢れるスタッフたち。
それなら言葉の心配も少なくなるね。
ついでにONSENなどの異文化体験ができるのも魅力でしょう。



野沢温泉はじわじわと海外対応仕様になりつつある。
日本人がアウェーな外人だらけのタップバーあったしね。




ワタクシが旅館さかやの大浴場の入浴中に数えたら
遭遇した11人の女性のうち、日本人は1名だけだったの。

しかも、みなさん温泉入浴の所作が完璧。
タオルの扱いや入浴前の掛け湯など、
しっかり身についている様子からして
日本訪問リピーターではないか?と。
(唯一、ダメダメなチャイ親子がいたので注意したったわw)

外国の人たちって何泊くらいするんですか?
って仲居嬢のしずちゃんに訊いたら
「多い方は10泊とか。お食事を朝食のみに変更する対応もしています」
我が家のように2泊で満足して帰っちゃう者どもとは違う過ごし方をするんだね。

日本国内の有名温泉地でも
昔は賑やかだったけど、今は観光客も少なくて寂れてる・・・というのは
地方によくある。



野沢温泉は頭ひとつ抜けてる。
ポテンシャル高いですよ。



外湯や温泉街のレトロっぽい雰囲気は今後もつづいていってほしいな。
野沢温泉が世界の人たちにも一目置かれているって、誇らしい。
日本の宝です。

 【 野沢温泉&スキーの旅 おしまい 】
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