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15年英国

25.リゴン・アームズ・ホテル★コッツウォルズ地方、ブロードウェイ

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前の記事よりつづき 】

2015年8月10日(月)

本日の行程を終え
明後日まで滞在する街へ。


この街の名前はブロードウェイ。
その名は普通、ニューヨークの・・・が浮かぶよね。
ブロード (広々とした) ウェイ (道) だから
そういう町の名がついたのでしょう。



中世期、羊毛運搬の駅馬車が行き交い
中継地点の町として栄えた歴史がある。
4頭立ての馬車が通れるよう、他の町よりも
すでに道幅が広く造られていたんだ。
だからブロードウェイ。


こちらが
本日から2泊お泊りするホテルです。
リゴンアームズ・ホテル。




わー!
クラシカルなマナーハウス・ホテルだっ
ステキ♪



でっかくって全容が入りきらんわw

マナーハウスとは、マナー (荘園)領主の館のこと。
日本では武士の時代になって(鎌倉時代)荘園制度は無くなったけど
英国では、領主さまが土地を支配する制度が長く残った。



そういった荘園領主の館を改装して、現在ホテルにしているのが
マナーハウスホテル。
コチラのリゴンアームズも16世紀の館をホテルにしている。
『Steeped in history and full of character, The Lygon Arms has been welcoming guests since the 16th century and remains to be one of the most famous hotels in the Cotswolds.』
ってパンフに書いてあったから
16世紀当時から旅館、というか旅籠だったのかな。


レセプション周辺の画像。

清教徒革命の立役者、オリバー・クロムウェルの宿帳が残ってる!
クロムウェルの敵のチャールズ1世も泊まった!
というのがこのホテルのお宝らしい。



「ご希望とあれば、当時の宿帳をお見せします」
とパンフに書いてありました。
ワタクシ、クロムウェルさんにはあまり興味ないのでスルーw



広い中庭だ。
昔は、馬や馬車も引き入れていたからだろう。
今はゲストたちが夕食前の一杯を呑むテラス。
気持ちよさそう!



さて
ワタクシどもの部屋はこのよーな棟に。
かのクロムウェルさんが泊まった Cromwell Room とやらもあるそうだが
ワタクシどもは当然お安いお部屋。
しかも3階まで階段のみw
さすがクラシックなホテルだ~。
重たいトランクを2個も運んでくれたボーイさんにはチップ弾んであげたわw



ダブルベッドの客室。
マナーハウスホテルですが
当然、リノベーションされていて、清潔です。



16世紀の建物だけどテレビありますw
家具はアンテイークの物を散りばめてある。
Wi-Fi可。


調度品に気を遣っていながら
機能性でも文句なし。
快適に2泊を過ごせました。



ダブルシンクで新しいバスルームがウレシイ!
古城ホテルやマナーハウスホテルはステキだけど
バスルームだけは最新であっていただきたいものです!



最初のホテル、2ケ所目のホテル・・・とだんだんに格が上がってきて
3ケ所目のこのホテルが今のところ一番居使い勝手がいいわー。



バスアメはGilchrist&Soames
日本では全く見ないけど
海外のホテルではよく見かけるGilchrist&Soames(ギルクリスト アンド ソームズ)



さりげないバスルーム脇の扉は・・・
開けるとセイフテイーボックスやドライヤー
アイロン台など。
(スリッパなかった)



ホテル内のどこを見て回っても興味深い、450年の旅籠。


ディナーはここ、グレート・ホールで。
往年はここでダンスパーティなんて催されていたのではないかしら。
ドーム型の天井に時代を感じます。



優雅なダイニングで夕食もゆったりいただけそう。


まずはギネスでカンパイ!
前菜はタルトですね~。
なんだろ?



シェーブルチーズ(山羊のチーズ)のタルトでした。
ラズべりー(かな?)の風味で
ナッツ類のバジルソース。
重たくないし、オイシイ!


メインはチキンのグリル。
特筆すべき点はないけどスタンダードでおいしいチキン。
併せてお酒は白ワインにチェンジ。



デザートにジンジャーアイス。
甘すぎなくてワタクシでも食べられた。
ごちそうさま!



夕食後
とってもいい気分の夜だったので
オットとふらふら~っと散歩に出てみる。



中世の街並みがそのまま残ったブロードウェイ。
静かな、ロマンチックな夜でした。

【 つづく 】
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