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15年英国

26.ブロードウェイ・タワーに早朝散歩★イギリス・コッツウォルズ地方

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前の記事よりつづき 】
 2015年8月11日(火)

本日の行程はAM 8:30にホテル出発とのこと。
朝の時間がもったいないよね。

早朝散歩に行こう!


ホテルがあるブロードウェイの町から丘の上を見ると
不思議な形の搭が建っている。
名前はブロードウェイ・タワー。
あそこに行ってみたいよね、と。



リゴンアームズホテルのレセプションの女性に
「あのタワーにはどうやって行くの?」
と訊ねたら・・・


ザックリな地図を描いてくれましたー。
「ホテルがココね。ホテルの前の道、HIGH STREETを進むの」
「で、ロータリーがあるわ。そこを過ぎて150mくらい?
‘Cotswold Way’ってサインがあるから、そこを入って行くのよー」



AM 5:30。
夜が明けたばかりのHIGH STREETを東へ進みまーす。
まだ薄暗いけど、ワンコのお散歩の地元民がチラホラ。



美しいお宅が軒を連ねていて、高級そうな住宅地だ。



おウチを眺めるだけでも目の保養。
楽しいお散歩。



あ。
お姉さんの地図通りのロータリーがあったー。



ロータリーを更に東に進むと
確かに!「コッツウォルズ・ウェイ」のサイン発見。
景観を壊さないようにでしょう。
さり気無いサインなので
うっかり通り過ぎてしまいそうだよ。



ここがタワーへの入り口。
ほぼ、誰かさんちと誰かさんちの間の脇じゃん!
サインが無ければ、発見するのは難しい小路だったわ。
レセプションに訊いておいてヨカッタ!



先を進むと、明らかに私有地を突き進む流れなんですけど・・・
そこに黄色い「PUBLIC FOOTPATH」のサイン。
これがある所は万人が通過OKなのが英国パブリックフットパスの考え。
・・・行っていいみたいです。



だからといって好き勝手に歩いていいわけではなく
↑のような警告が掲示されてます。
「あなたのワンちゃんが家畜の中にいるのを見つけたら撃つよ」
ひ~ (汗)
あ、もちろん、撃つのは犬の方ね。
飼主を撃つんじゃないからね^^;



どんぐりデザインのナショナルトラスト・サインに従って進みます。
所有者の好意で通過できるようにしてもらっているのですから
コースを外れる行為はNGだし
いくつも現れるゲートは
都度都度、きちんと閉めて通過します。




結局、目的のタワーまでに設置されていたゲートは8カ所にもなる。
鍵の開け方がバラバラで個性的。
面白かった。
ワタクシ、ゲート鍵マニアになりそうだったw




朝露を踏みながら
早朝の牧場を歩く。


非日常の風景。
最高!


アヤシイ侵入者にメンチ切るひつじさん。
おじゃましてまーす、ごめんなさい!



ブロードウェイの町が下に見えます。
ずいぶん登ってきたなー。
ホテルを出てからここまでで40分程でしょうか。



見えてきた~
ブロードウェイタワーはあれだわっ。



最後のゲートを通り抜けます。
掲示を見ると、タワー内に入れるんですね。
残念ながら早朝過ぎて、オープン前でした。

下部の「WARNING」を読むと
どうやら鹿の群が出没するようです。
我らは鹿には遭遇できなくて残念。

’鹿には大切に接してね、近づかないでね、エサをあげないでね、
そんで、犬のリードは常時保持していてよね’
と警告しております。


荒野にドーン!
そびえるブロードウェイ・タワー。
かっこいい!



コレ、お城の跡なの?何なの?
って感じですよね。
機能は「狼煙(のろし)台」なのだそうです。
敢えて城壁風にデザインされたもの。
通信を狼煙に頼っていた時代があったんだなー、と実感します。
1799年の竣工。
かなり古い搭だったのですね。



搭の真ん中にブキミなガーゴイル。
(装飾付きの雨樋)
この口から雨水が吐き出されるのも見たい気分。



AM10:00になれば入場して搭からの絶景も楽しめるようだ。
この外観からは想像できないんだけど
搭中にはカフェやインテリア雑貨のショップもあるってHPに書いてある。
ワタクシの好きなウィリアム・モリスのカフェらしい。
入れなくて残念だ。



設計したジェームズ・ワット氏、
狼煙台をこんなオシャレにしちゃうセンスってステキですよ。



朝焼けの中、搭の脇で草を食む羊たち


お誂え向きのベンチに腰かけて
コッツウォルズの村々を遠望する。

快適な早朝散歩でした。


ブロードウェイ・タワーへは車でのアクセスも可能だけど
徒歩で登るのも一興です。
ブロードウェイの街から、ゆっくり歩いて往復1時間半の散歩でした。

【 つづく 】
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