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福島

会津・飯盛山とさざえ堂★会津若松と新潟・月岡温泉の旅

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前の記事よりつづき 】
2015年9月20日
会津若松市内のビジネスホテルでおめざめ。
1泊6400円!しかも朝食付き!
というお買い得ビジホをオットが探してきたんだ。


(↑無料朝食の会場)
だがしかし、
安くても妥協できない点があることを忘れるな、と
自戒の為に記しておく。

「部屋がタバコ臭くて呼吸できないレベルの部屋を予約するな、オットよ!」



禁煙室が満室で’喫煙室でもま、いっか’くらいに思って予約したとか言ってた。
過去にやむなく喫煙室に泊まった経験はあるけど
今回の破壊力抜群!のタバコ臭は別格(涙)
(たぶんベッドがクサイ)
近所のリヨン・ドール(スーパー)に行って消臭力を買ったわよ。
悪臭の件以外はコスパの高い好立地な宿だったんだけどね。

…という会津若松市中町のビジホを早々にチェックアウト。



前回、会津に来た時に行きそびれた飯盛山へ。

前回はワタクシの趣味に家族を付きあわせまして
斉藤一の墓や近藤勇の墓、土方歳三宿泊地跡…
なーんて新選組マニアな場所ばかりだったので



白虎隊で有名なこの飯盛山は時間切れになっており
心残りだったのでした。



白虎隊墓地への参拝には強烈な階段がそびえ。
でも親切にも
バリアフリーな「飯盛山動く坂道」もあるね。
昇りの片道だけだけど250円かー。
山頂まで183段。
ワタクシ、迷わず階段を選びます。



登り切った広場に
19基の墓。
亡くなった白虎隊少年は19人でしたから
これが彼らのお墓ですね。
南無・・・

(20名中おひとりは蘇生されて昭和6年まで存命)



墓前は広くとられていて
慰霊祭が開けるようにでしょうか。
あら?
奥に西洋風なオブジェが建っている。
何だろー?

『昭和3年、白虎隊の精神に感銘を受けたローマ市からの贈り物』
とのこと。
「え~ぇ。イタリアが、将来の同盟国候補の日本に秋波を送るために
白虎隊のエピソードを利用したの?」

・・・と素直じゃないワタクシには穿った考えが浮かんだのだけど
検索してみたらそういうエグイ話ではなく、意外でした。
(ご興味ある方はコチラをポチしてみ 



イタリア記念碑から山腹を奥に進むと
白虎隊少年たちが自刀した現場へと導かれます。
ちょっとレンズを向けるのが躊躇われる空間でした。

「鶴ヶ城から煙が出ているのを遠望し、もはやこれまでと覚悟を決めて・・・」
…というのが昔から聞いていたお話しだったので
お城がどのように見える場所なのか、と気になっていたんです。



わあ。
広がる町が一望だー!
確かに眺望良好なんだね。
で?
城はどれ~?



アップにしたら見えたー。
あの特徴ある赤い瓦は会津城ですね。
ワタクシの0.6のしょぼい視力では見えにくいんだけど
昔の少年は余裕で3.0とかあったのかも。
今の少年と違ってゲームとかしてないし。

まだ少年だもん
黒煙が昇っていたら
落城と勘違いして悲観してしまうかもね。


心で手を合せ、
しんみりしつつ、下山です。
で、途中。
という道標が。



ワタクシ、さざえ堂に一回行ってみたかったんだよー!
まさか飯盛山にあるとは知らなかったもので・・・
偶然出会えてラッキーです。



さざえ堂は森の中のややひしゃげたような
木造の構築物でした。



昔、ワタクシのブログ記事に
ブログゲストさんたちから
口々に「さざえ堂」「さざえ堂だ!」とコメをいただきました。
「え?さざえ堂って何?」
と、さざえ堂を知らなかったワタクシ。
その際、日・仏で似たような螺旋階段が存在すると知ったのでした。
(さざえ堂はスロープだけど



フランスでは大理石の階段。
我が日本は木造のお堂のデザインだ。
1人400円支払って
入場しまーす。


昇る道。
昇りながら、また下りながら33体の観音様を参拝する、という
合理的なお堂。
(今は観音様は外されてる)



頂上部。
しかも、昇る人と下る人がすれ違う事が無いので
安全であると。
そーいうセールスポイント。



これを1796年に造った当時の匠も企画した和尚さんもすごいけど
ここまで修理と維持をしてきた方(飯盛山の山主ご一家だそうだ)
も相当なご苦労だったことでしょう。



日本の会津とフランスのロワール。
同じような遊び心の構築物を造っているのがおもしろい。
でも
そのテイストやデザインが国でまったく違い、
各々のカルチャーとお国柄が反映されているのが興味深い。




会津で行き残したポイントは見て回れたので
次は喜多方に向かうよ。
ラーメンを食べに。

つづく

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