33.バースはセレブの香りがする街★温泉の世界遺産
【 前の記事よりつづき 】
立ち消えたか?に見えた「英国旅行記」
突然ですが再開しますw
2015年8月12日(水)
コッツウォルズ地方、ブロードウェイのホテル・リゴンアームズ。
朝食をいただいたら
ホテルを出発です。
優雅なホテルでしたので
朝食後のチェックアウトが名残惜しいです。
朝食メニューはここまでのホテルと同様で
少々のフルーツにシリアル、と
変わり映えしないし~
メインは判で押したように
「スコティッシュ・ブレックファスト」
の面子揃い踏みなんだけどね^^;
同じ内容の(ショボイ)イギリス流朝食でも
カトラリーやテーブルセッティングのおかげで
優雅に感じたのですよ。
さよなら、ブロードウェイの街の人たち。
こんな街に暮しているあなた方が羨ましかったですよ。
約110㎞高速を走り、バースに到着。
ロンドンに近づいたせいか、都会だわー。
今までの郊外とは活気が違うー。
当たり前の事象に感動する、風呂好きなワタクシ。
ロンドンとは鉄道で繋がっていて、この駅まで1時間半で来られる。
駅の名前は「Bath Spa駅」
風呂ずきんちゃん心が浮き立つ駅名だ。
ついでに
駅のデザインが優雅でステキだ!
Bathが風呂の街として栄えた最初は
ご存知、ローマ帝国時代である紀元前1世紀のことなのだけど
一度地下に埋もれ、ローマ風呂文化は廃れてしまう。
が、18世紀になって
英国上流社会の人たちのバカンス需要で
高級社交場として再びBathが蘇った、という歴史があるらしい。
へー!
Bath観光に行っても
古代ローマ風呂跡を見学するだけかと思っていたわ。
18世紀英国人セレブの高級リゾートだったことが
この街の独特な空気をつくっていたのかー。
勉強になりまつ。
18世紀セレブ保養地の象徴のひとつがこの建物。↓
ついでに
どこぞのおっさんの後頭部が写り込んでますがwww
でっかすぎて建物の全容が掴めませんっ
まるで宮殿のようじゃないですか!
建物の名前は「ロイヤル・クレッセント」
バースにバカンスにやってくる富裕層のために造られた
集合住宅タイプの別荘です。
地上3階、地下1階のボリューム。
このデカさでたった30軒分なんだというから、
1軒の持ち分が相当の規模ですね。
「クレッセント」とは三日月のことですよね。
グーグルアースで見るとよくわかります。
ホントだ。
半月型をしているんだわ。
18世紀英国の建築家ったら、おしゃれだったのねー。
NO.1~NO.30のお宅のうち、NO.1は博物館として
18世紀ジョージアンスタイルのゴージャスな暮らしぶりが見学できる。
時間が無くて拝見できなかったのが悔やまれるわぁ・・・(涙)
NO15とNO16にいたっては
現役!でホテルなんだそーだ。
帰国後に、そのホテルのHPを見てワタクシ、思いましたね。
「ここ、泊まりた~~~い!!」
おヒマな方、このHP(ロイヤルクレッセント・ホテル&スパ)をご覧になってみ!
この外見からはイメージできないステキホテルよっ。
18世紀の建物をイマドキのおしゃれな内装に進化させていて
ため息モノですわ。
つくづく思う。
英国人の文化は奥が深い。
【 つづく:次!ローマ帝国のお風呂に行きます】
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