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15年英国

36.ストーンヘンジ★ナゾの巨石群に、こにゃくう感激

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前の記事よりつづき 】

ランチをとったソールズベリーから
再びツアーバスに乗り込む。
発車後15分ほど経った頃だったか。

車窓から
ワタクシは、ただただ広がる草原地帯をぼんやーり眺めていた・・・ら

うを!

草原の奥にソレは突然現れた。



「ネーネー、アレ!あれがストーンヘンジ、だよね?」 (≧▽≦)
キャー♪
子供の頃から繰り返し耳にし、
メディアを通じて目にしてきたナゾの巨石群が
ホラ!そこにある!



これからその巨石の傍まで行けるというのに
この光景を忘れたくなくて
ワタクシはデジカメの望遠を最大にして何枚も撮る&撮る。

どーよ、この見たことのない光景は。
ストーンヘンジに惹きつけられて集まる人間どもは
まるで角砂糖に群がるアリ達のようだ。 



ツアーバスを降りて、ストーンヘンジのビジターセンターへ。
ここで、巨石群の近くまで移動する連絡バスに乗り込みます。

このセンターは2013年に出来たばかり。
スタイリッシュなデザインが風景に溶け込んでおり
オシャレなストーンヘンジグッズが充実したショップやカフェもあります。
おみやげ探しに最適です。



新石器時代の家屋を再現した野外展示コーナーがあったりする。

ストーンヘンジは年間100万人が世界中から訪れる世界遺産なのに
  結論の出ない議論が長年続いていたせいで
これまでは、駐車場と簡易なトイレとしょっぱい売店くらいしかなかったんだそうだ。



新ビジターセンターはストーンヘンジから2kmも離して造られた。
ストーンヘンジから建物が見えないようにする為だ。
故に、連絡バスに約10分乗るのです。
歩くのが好きなら、徒歩でのアプローチも可。
ビジターセンターから歩いて40分。
できればワタクシ&オットは歩いて行きたかったヒト。
ツアーだから、そこんところはムリだったのが残念ね。
結構多くの人が徒歩での接近を楽しんでいたよ。

さあ、ワタクシたちもストーンヘンジに近づこう!


触ることはもちろん、真下へも行けないんですけど
環状列石の周囲をぐるりと回るトレイルを歩きます。
オーディオガイド(日本語有)が入場チケット代に含まれているので
解説を聞きながら楽しめます。



ワタクシの疑問1 「いつつくったのー?」

お答え 「紀元前3700年から造られたとされてるよー。
でも、一度に造った訳じゃないんだ。
紀元前1600年までいくつかの段階にかけてだんだんに造ったみたいだね」

「そもそも、このストーンヘンジばかりが人気だけど
他にもエイヴベリーシルベリーヒルという人工の丘、
ロングパウという墓石群・・・等々多数を合せて、ひとつの世界遺産なんだよー」

ワタクシ「へー。合せ技の世界遺産だったんだー」



ワタクシの疑問 2 「何のためにつくったのー?」

お答え 「列をなしている巨石から離れてポツンと孤立しているこの石。
ヒールストーン(踵の石)と呼ばれる石。
この石と、サークルの中心にある祭壇石を直線で結ぶとするよ。
夏至の日にはこの直線上に太陽が昇るんだ」
「太陽崇拝と天文観測の為では?というのが有力説です」

ワタクシ時計の無い時代。
農耕のために夏至の到来を知ることは最重要事項だったのかもね」



ワタクシの疑問3 「どーやっておおきな石をはこんだの?」

お答え 「地面を固めて丸太を並べ、木製ローラー状態で運んだ説が一つ目。
油を敷いた木製のレールの上に巨大なソリ(これも木製)を滑らせた説が二つ目。
どっちも仮説に過ぎず、証拠が無い。謎のままです」
「使われている石の出所を探ると
1種は40km、もう1種にいたっては200km離れた土地の石と判明してるんだけどね」



へー。
ワタクシこにゃくうとしては
このサークルは、紀元前に地球に不時着してしまった宇宙人(美少年)の指導の下
後から助けに来るはずの宇宙人(美青年)への道しるべ、
ってロマンで行きたいんですケドw
(あ。カラスったらストーンヘンジに登って!いいな~)



以上の会話は
全くの文系脳のワタクシ、こにゃくうの疑問と
それに対する、世界遺産検定シルバーメダル(現2級)のオットの解説でした。



この旅行が終わった後の2015年9月発のニュースを追加します。
『ストーンヘンジの北東に、直径500mの列石が地中に埋まっていると判明』
約90個もの巨石が並んでいるんだそーだ。

イマドキの考古学ってすごい!
’シャベル片手に泥をふるいに掛けながら、地道に掘り進みます・・・’
そんな考古学は今はナイ模様w


地中レーダー!GPS付き磁気計!
それらハイテク機器を駆使し、地中深く(地下3km!)をマッピング!

掘らずして地中を探索するのがイマドキなんですねっ
ハイテクだわっw

いつか研究が進み
巨大列石の謎が解けるかもしれないね。
・・・そんなロマンと太古の謎が尽きないストーンヘンジでした。


<添乗員Aさん>
皆さま、英国の郊外を巡る6泊の旅はお楽しみいただけましたか?
これより一路、大都会・ロンドンを目指します。
ここ、ストーンヘンジからなら
ロンドンまでは約2時間のドライブ。


うを~~♪
ロンドンだ、ろんどんだー。
着いたぞー。



夏のロンドン。
これでもPM 6:30。
まだまだ明るい!
ロンドンの街を一望できる大観覧車に参ります。

つづく:ロンドン・アイ乗るわ 】

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